神戸でカジュアルシャツを手掛ける専門店

こんにちは。

いつも夕方にブログの更新をしていますが、日没が１９時を回ってきているので、いつも「こんにちは」か「こんばんは」か迷っているこの頃です、、、

神戸「コトノイロシャツ」はホームページでもご案内しているように、可能な限り丁寧な縫製と優しい縫製を心がけています。今日は具体的にどのようなところに気をつけて縫製を行っているかを紹介させていただきます。写真は袖口のカフス上にある剣ぼろという箇所で、ボタンがついている細長い部分です。紹介している写真はセカンドブランド「giito fabric」の剣ぼろ部分でスクエアー型ですが、本来剣ぼろという名前のとおり「剣」型になっているシャツが多いと思います。剣型では関係ないのですが、スクエアー型だと写真右のように上部の縫代が左右に微妙に出ています。（写真は分かりやすいように出し気味に作っています）アイロンで折りがたを付ける時にちょうど隠れるように折って縫製を行っても、使用していくうちに生地の端のほつれがでてきます。神戸コトノイロシャツではお客様に「永く愛着をもって着てもらいたい」と考えていますので、このような些細なところに一手間加えてシャツを仕上げています。どのうようにしているかというと、出ている箇所を三角に折って中に隠しています。そうすると写真左のようにほつれが完全に出なくなります。

今日は剣ぼろの紹介でしたが、ポケット口や前立てという箇所など数箇所でこの技術をとりいれています。ご家庭で破れた服などにアップリケを付ける時などの参考にしていただければと思います。

夏バテに負けず週の後半もがんばりましょー♪