冬本番の神戸から冬の定番「チェックシャツ」

こんばんは。いつも神戸「コトノイロシャツ」のブログをご覧いただきありがとうございます。今朝は全国的に寒く、京都でも初雪が観測されたそうですね。神戸も今季の最低気温を記録したようで、この冬初のダウン＆手袋で出勤しました。ダウン暖かいなと思いながら自転車で坂道を下っていると、やはり鼻に入る空気は冷たかったです。２０１８年の営業も残す所３週間をきり、風邪などに注意してお正月を迎えたいと思います。といいつつも、２０年以上風邪らしい風邪をひいていないのが、唯一の取り柄なんですが、、、。お互い気をつけましょうね。

今週の新作シャツはメンズチェックシャツです。細番手で織られた播州織のチェック生地は、濃紺ベースに赤や白・緑などが入っていてとても上品です。また細番手という事で、若干の光沢がありサラッとしたシルクのような肌触りもあります。チェックは生地だけでデザインが成り立ちますので、シンプルに仕上げるようにしています。今回も基本はシンプルにあげていますが、衿は水平に見えるホリゾンタルカラーをつけて、袖の肘上数センチをバイアス（生地の斜め使い）切替で動きをつけています。

チェック生地の場合柄合わせという工程があります。名前の通り柄を合わせるという事です。メーカーによって柄合わせの箇所はさまざまですが、基本的に柄合わせを行えば行うほど価格は上昇します。コトノイロシャツでは前中心はもちろん、脇も柄合わせの基本箇所に入れています。その他にも剣ぼろや各所のつなぎ目なども可能な限り柄合わせを行っていきます。柄合わせは単純に時間がかかります。なぜかというと生地には歪み縮みがあったりして、裁断場所が変われば同じサイズではない時があるからです。またミシンには、縫いズレという誤差が生じます。また縫い誤差も生じます。また、、、、たくさんの理由がある中で、最善の状態で仕上げていくため時間がかかります。

お買い物される時にそう言う観点で商品を見ていくと、新しい服の価値を見いだせるかもしれませんね。よかったら参考にしてください。

ステキな日曜の夜を♪