秋空広がる神戸からシャツを

こんばんは。今日も神戸でカジュアルシャツを手がけるコトノイロシャツのブログをご覧いただきありがとうございます。今週の神戸は晴れ続きで、まさに小春日和という感じでした。日中にシャツ一枚で過ごせるこんな良い期間が一年に少ししかないというのは残念で仕方ないです。そして１１月に入ったという事は2021年が残すところ２ヶ月を切ったということになりますね。この2年は、自分の意思だけでどうすることもできなかったと感じた方も多かったと思います。来年こそはと思いを馳せて、残り2ヶ月弱を身のある時間にしていけたらいいですね。

今週の新作シャツは、先週ご紹介したシャツの生地を全く反対にしたヴァージョンです。水色生地をメインに使用して、衿とカフスにベージュ色を使用しています。実はこのクレリックステッチバーションと全身ステッチバージョンとでは、ボタンホールの形状を変えているんです。

クレリックバージョンではステッチ加工を施している箇所でボタンホール加工を施すのは、カフス表のみになるんです（台衿部分はステッチ加工なしのため）。そのため裁断時に（ボタンホールを開ける箇所に）ステッチがかかっていない所で裁断すれば、問題なく通常のシャツ穴を開けれます。しかし通常のシャツ穴で全身ステッチバージョンを仕上げると、切断された箇所のステッチがほどけやすくなるんです。そのため、全身バージョンのホールはステッチ幅や回数、またホールの形状や大きさも変えて対応しています。普段見ることのない箇所だと思いますが、そんな所も楽しんでいただけたらと思っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね♫

よい夢を、そしてステキな週明けを過ごせますように♫