神戸南京町へシャツを

おはようございます。いつも神戸でシャツを専門に手掛けるコトノイロシャツのブログをご覧いただきありがとうございます。気が付けば6月も20日に。上半期が終わろうとしていますね。まだあと10日ほど残っている6月ですが、今月はたくさん縫製を行いました！

神戸南京町にある四季折々の料理と播州織が楽しめるORINASさんが1周年に伴うリニューアルオープンということでオーダーをいただいていたんです。今回はシャツとエプロンを作らせていただきました。ちなみに生地はすべて持ち込みです。というのもお店のコンセプトとして掲げてらっしゃる通り播州織も楽しめるお店だからです。

スタッフ分などはすべて通常のお仕立てでしたが、オーナーさんのご要望は衿を立てて着用したいということでした。稀にあるご要望なのですが大概は衿を立てても着たいという兼用でのご要望です。通常の生活をしているとそうですよね。しかし衿を通常のようにすろ事と立たせることは真逆のことです。というのも通常にしている状態は衿の表裏の大きさの違いによって生まれている形で、表が裏より大きくなっています。稀に衿が反り上がっているシャツを見かけることがありませんか？凄く違和感を覚えますよね。ですので兼用したいというご希望の際は構造上不可能だとお伝えします。

しかし今回はユニフォームと言うことで立たせてしか着用しないということでした。衿の大きさは基本的に表を大きくしていますが、専用型紙を作成して構造をかえ。あとは職人の感覚というのも大事な要素かもですね。写真のように衿のロールをだしつつきれいに仕上げれたように思います。

コトノイロシャツから歩いても10分ほどのお店です。現在夜の営業は曜日限定で行っているということですがランチは通常営業のようです。ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいね。美味しい料理にオシャレな空間、そしてステキなスタッフがみなさんをお迎えしてくれますよっ！