9月にピッタリのシャツを神戸から

こんにちは。いつも神戸でシャツを専門に手がけるコトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。長引いた台風が去ったものの、関東ではゲリラ豪雨が多発していますね。気をつけようがないですが、天候の異変に気がついた時は十分にご注意ください。9月は台風シーズン。まだまだ発生する可能性が高いですので、最新の情報を常に入手できるようにしておきましょー！

コトノイロシャツがメインに手がける衿付きのシャツですが、なかなか夏場には億劫になるアイテムではないかと思います。お仕事上、襟付きのシャツを着なければいけない方は、麻などの素材に変更したり半袖シャツにされるケースも多いと思いますが、、、。夏はTシャツやポロシャツなどを着るケースが多いですよね。しかしそれらのアイテムはカジュアル度が非常に高いため、犬猿せざるえない上記のケースなどもありますよねー。そこでコトノイロシャツが提案している夏アイテムが布帛タイプのTシャツです。カジュアル度がTシャツより低く重宝していただけるんです。そしてその布帛Tシャツとステッチシャツの間をとり、レディース向けに作っているシャツがMUSASABIなんです。レディース向けと書きましたが、実は男性の方にもオススメなんです！一枚だと首の空き具合や丈の短さが気になる方もいると思いますが、シャツの上に重ねるとめちゃくちゃかっこいいんですー！今日の紹介はグレージュの玉虫生地にピンク系の糸で加工しています。秋色ですので、下に着るシャツは薄いアース色のシンプルなシャツなど、どうでしょう？

今年は10月も気温が高いと予想されていますので、もうしばらく半袖を生産していきますねー。

布帛(ふはく)という、おそらく聞き慣れないであろう言葉を使用しましたので↓に少しだけ解説しておきますね。お時間あればこちらも♪よい月曜をー。

<織物と編物>

布帛とは？織物のことを意味し、製造上の理由だけでは伸びないという特徴があります。一般的な綿Tシャツは伸縮性がありますが、これは編物のためで製造上の理由からです。織物？編物？どう違うのかというと、、、マフラーを編むをイメージすると分かりやすいと思います。丸い糸の束と編み棒を使って作り上げているイメージがありますよね。一方、織るとは縦糸と横糸があり、糸を様々な方法で並べ重ねていく(織る)というイメージです。ですので、織物は伸びない糸を使用すれば、直線の糸の集合体のため伸度がありません。一方編物は一本の糸で糸の形状を立体的にするため、構造上多数のゆとりがあり、引っ張ると生地が伸びるという事になります。でもストレッチ性のあるパンツとかって織物じゃない？と思われた方も多いと思います。その通りです。でもそれらは製造(構造)上の理由ではなく、素材上の理由でストレッチ性が生まれているんです。洗濯表示を見ていただくとポリウレタンという素材が入っていると思いますー。お洋服を購入される際の参考にしていただければと思いますー。