神戸のシャツ屋さん七つ道具　その④（はさみ類）

こんばんは。いつも神戸「コトノイロシャツ」のブログをご覧いただきありがとうございます。

今日も”神戸のシャツ屋さん七つ道具”のひとつをご紹介させていただきます。今回は”はさみ”です。写真は、左から裁ちバサミ、ローターカッター、糸切りバサミ、子ばさみです。この他にもコトノイロシャツでは一着のシャツを仕上げるために６〜７種類のはさみ類を使用します。

主に生地をカットするために使う道具は裁ちバサミとローターカッターです。そして縫製作業において糸を切ったり、切り込みを入れたりするはさみが、糸切りバサミや小ばさみになります。何気なくきているシャツの見えない所には、さまざまな切り込みが入っています。なぜ切り込みを入れるのかというと、綺麗なカーブや角を出すため・生地のごたつきを少なくするためなどで、各メーカー・工場が工夫をされていると思います。

物作りをされている方で、中縫いをした後に「うまく形が形成されない」とお悩みの方は一度切り込みの方法を変えてみたり、縫代幅を調整するなどしてみてください。もしかすると今までと全く違う仕上がりになるかもしれませんよ。一度カットすると取り返しがつかない緊張する工程だと思いますので、作業は慎重に行ってくださいね♪

今日の神戸はシャツ一枚でお出掛けできる気持ちのよい一日でした。明日の神戸も晴天のようですが、コトノイロシャツは定休日のためお休みしております。どうぞご注意ください。