梅雨があけた神戸からシャツを

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こんにちは。いつも神戸のシャツ専門店コトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。神戸も梅雨があけました。今年の神戸の梅雨明けは例年より早いようですが、梅雨時期はそこそこの雨が降ったように思えます。神戸は一気に夏が来るというよりは、ジリジリと7月後半にかけて本格的に夏が訪れるのではないかと感じています。しばらくは長袖シャツが活躍してくれるであろうと思うと、少し嬉しい気持ちもあります!

ということで、夏でも爽やかに着てもらいたいと思い今週の新作シャツも、播州織白生地にステッチ刺繍を施したシャツです。今週のシャツはヨークと呼ばれる肩の切り替えパーツを起点にステッチを施しています。
首あたりから枝別れした枝の刺繍を施し、一方は前身頃側にもう一方は後身後側に枝の先端が向くように刺繍しています。そしてそれぞれの先端近くに葉っぱ一つずつを刺繍し、身頃には一定間隔で舞い落ちる葉っぱを刺繍しています。

手法などは先週のシャツと同様なのですが、今回はヨークに施している点がポイントです。というのも当初、縫製上のステッチの代用を兼ねることをデザインの前提条件としていたという経緯があるからです。しかしサンプルで作ってみた際にイメージとかけ離れた仕上がりになりました。前回のシャツや今回の本体(身頃)のシャツにかけている刺繍は生地が1枚、ヨークは本体だけで2枚。となると繊細なミシンは上糸と下糸が違う色だと同じ表情にならず、微調整が必要になるんです。微調整と言葉だけで表現すると簡単ですが、実際はそう簡単ではないんです。

ヨークは2枚ですが、2枚だけの部分もあれば縫い代が含まれて4枚の部分もあります。
生地が1枚の箇所、2枚の箇所、4枚の箇所。それらを繋がったステッチで違和感なく同じように表現することは可能なのか?いろいろと試してみましたが、違和感なく同じように見えるように調整することは僕の実力では不可能でした、、、。悔しいです。
ですので、ヨーク部分を縫製前に刺繍ステッチを施し、「一枚の状態で加工したステッチ刺繍の雰囲気に全てを合わせる」という手法をとりました。

先週のシャツも今週のシャツも写真や動画ではその良さが全く伝わっていないことが、残念でたまりません。実物は写真の数十倍いいんです!ぜひお近くの方は見るだけ見にきていただきたいほどです!
そして直前で「ヨーク部分を縫製前に刺繍ステッチを施し」と記載していますが、一枚の葉っぱだけ縫製後に刺繍加工を施しています。でも、それは他と遜色ない同じ雰囲気になっています。その裏技は流石にお教えできないですが、見にきていただいた方には特別にお伝えします!

不規則な曜日にブログ更新となりましたが、来週はいつも通り月曜に更新予定です。ぜひお楽しみに♪

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