港町神戸からブルーシャツ

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こんにちは。いつも港町神戸でシャツを手がけるコトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。師走の神戸は年末の雰囲気が漂い、今年ももう終わりだなと感じる日が多くなってきました。来週のクリスマスを終えると一気に、年末感が強まります。今年やり残したことを、無理せずこなせれたらいいですね。

今週の新作シャツはメンズシャツです。もしかしたら2025年最後の新作になるかもしれません、、、。この秋から販売を開始したオープンカラーとスタンドカラーを組み合わせたデザインのシャツになります。前回はハロウィン前に販売ということで、秋感の強い色目での販売でしたが、今回は少し抑えた色で作りました。秋色のブルーです。若干ハリ感の強い生地になり、トーンが抑えられれたブルーのため上品さもあります。また派手な印象がなく男性の強さと優しさを兼ね備えた印象を与える色目だと思います。

青系のシャツは幅広いトーンで人気があります。爽やかな青。いわゆるサックスブルーと言われる色目ですが、お仕事用のシャツとしては白シャツと肩を並べる人気色です。ネクタイやジャケットとの幅広い相性の良さと、シャツ一枚で着た時の印象の良さが人気の理由でしょうね。またオフでもコーディネートの幅を広げてくれる抜群の使いやすさがありますよね。

逆に濃いめのブルー。ネイビーはというと、普段着としての役割が多く老若男女に好まれる色目だと思います。コーディネートの良さが支持される大きな理由でしょう。一方ネイビーやブラックなどの濃色生地は、色落ちや色褪せといった色の退化が起こりやすい色になります。洗濯だけだという印象があるかもしれませんが、着用による摩擦でも発生します。テカリなども顕著に確認しやすいですね。個人的には、メリットとデメリットが混在した色ではないかと思っています。

そして今回のような中間色の青は、サックスブルーとネイビーの良さと悪さを兼ね備えた色になると思います。一般的にアパレル生地では、ビビットなカラーや彩度の高いカラーが多いと思います。この色目の特徴は女性からの支持が高い傾向にあるという点です。男性が似合わないかというとそうではないのですが、流通率が違い女性服では見慣れているということで支持が高いものだと思われます。また日本人では肌の色が白い方が似合う傾向にあり、化粧や日焼け対策を行っている女性用としての人気があるのではと思います。

今週の新作は落ち着いた色目の中間色の青。中間色の華やかな印象を残しつつ凛々しさを感じる色目ですので、男性の方にもきっと喜んでいただける青だと思っています。

一言に青といってもたくさんの色があり、今回は3つのカテゴリーに分類し傾向や特徴を解説してみました。何かしらの参考になれば嬉しく思います。

残り半月も事故や病気に気をつけて楽しく過ごしましょう♪

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