秋の神戸とシャツ

COTO no ILOR SHIRT

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〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通4-3-17 清和ビル1F

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秋の神戸とシャツ

How to make

2020/10/24 秋の神戸とシャツ

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こんばんは。いつも神戸でシャツを手掛けるコトノイロシャツのブログをご覧いただきありがとうございます。昨日の雨から一転して今日の神戸は秋空が広がっていました。来週の天気予報を見ても快晴が続き、過ごしやすい日が続きそうです。朝晩の寒暖差がありますが、日中はシャツ一枚で過ごせる陽気なお天気になりそうなので、嬉しいです。

今日は久しぶりにコトノイロシャツのもの作りについて書いていこうと思います。生地は大きく分けると織物と編物があります(その他もあります)が、コトノイロシャツでは播州織を中心とした織物を使用しています。織物の特徴は経糸と緯糸があるという事なのですが、製織中や加工中に経と緯の糸が様々な影響を受けて歪みとしてあらわれてきます。この歪みを縫製前に整える作業を地直し(じなおし・じのし)やスポンジングといいますが、この作業を行なわないと洗濯などをした後に型くずれやねじれが大きく出てしまいます。それと同時に大事な事が地の目を通すという事です。地の目とは経糸や緯糸の一本の直線の糸の事です。先染め織物のストライプでは柄そのものですので、わかっていただけやすいかもしれませんね。太い糸で織られた織物では地の目を通し易いですが、細番手の高密度織物では目視で判断しにくいものです。そういう時は写真のように一本の糸を引っぱります。そうすると糸が引きつれて地の目がくっきりと出てきます。細番手の高密度織物になると生地に光沢がありますので、地の目が通っていないと後々型くずれが目立ってきます。なので、この一手間が長い間使っていただく為に大事になってくるんです。

今日は少し専門的なお話になりましたが、またちょこちょこ作り方について書いていこうと思いますので、お付き合いくださいね。

 

*先日<お知らせ>にて11月の祝日の営業について更新しております。以下記載の営業・定休日と異なりますので、どうぞご注意ください。

 

COTO no ILOR SHIRT
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