5月の神戸からシャツを

こんばんは。いつも神戸でシャツを手がける神戸コトノイロシャツのブログをご覧いただきありがとうございます。13周年フェアも無事に終わりました。昨年はパリの準備のため周年フェアを見送っておりましたので、2年ぶりの開催となりましたが、たくさんの方にお越しいただき本当に嬉しく思います。今年はパリの形だしで作成したサンプルなどアウトレット・サンプル品も最大70%引きで販売しておりました。こうして一点一点作っていますので、通常は大幅な割引きができませんので、たくさんの方に喜んでいただけたのではないかと思っております。汚れがあったり処理が甘いにも関わらず、本当にありがとうございました。もう少し在庫がございますので、ご興味のある方は、ぜひお声がけくださいね(店頭陳列を行なっておりません)。掘り出しモノが残っているかもです！

今日ご紹介するシャツもコレクションからです。こちらのシャツはパリで発表したデザインをそのまま販売しています。織物というのは経糸と緯糸があり、その色合いや織り方で様々な表情が生まれます。その一つが玉虫色です。この生地も玉虫色の生地で、緑色とオレンジ色の糸の綾織という織り方で、茶色っぽい玉虫色に見えます。その共生地の緑糸を端から数センチ抜くとオレンジ糸だけが目立つこととなり、それを特殊な方法で縫い付けたデザインとなります。そのほかのポイントを挙げると特殊な柄合わせを行っているということです。どこが？と思われると思いますが、通常柄合わせは、ボタンを閉める位置を中心に行います。しかしフリンジの配置を考慮するとボタンの中心位置ではなく、左前身頃の端で行う方がカッコよくて見えるんです。現に何も違和感を感じられていないと思います。デザインというの、違和感がないということが一番大事だと思っています。そこに作り手の考えや感性がプラスされていくことでより良いものになるという考えを持っています。まぁ、そんな事はおいておいて、、、。共生地のフリンジを使用したシャツと思ってくださーい。現在8型を通販サイトにも掲載していますので、細かい仕様はぜひそちらから確認してくださいねー。

ゴールデンウィーク明けのリハビリ週間となっている方も多いと思いますが、素敵な一週間となりますように♪