神戸のシャツ屋さんのお直し

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こんにちは。いつもコトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神戸は8月に入り暑さが増しているような気がします。でもきっと気のせいです、、、。ずっと暑いです、、、。しかし朗報です。今のところ神戸は、今週やお盆前の三連休は雨が降る予報になっているようです。少し暑さが和らぐかもしれませんね。ちなみにその3連休ですが、11日の海の日は臨時で営業することにしました。13-19時の変則的な営業ですが、神戸帰省や神戸旅行の方はお気軽にお立ち寄りくださいねー。なおこの振替日は特に予定していませんので、17日までは通常通り営業いたします。

今日のご紹介はシャツではなく、お持ち込みワンピースのお直しです。
実は当初はお直し屋さんを紹介して欲しいというお問い合わせでした。しかしながら昔からのお客様でしたので、「もしこだわりがなければ当店でも直せます」とお伝えしたところ、正式にご注文いただきました。
ご依頼内容は「首が詰まってキツイので開きを作りたい」という内容でした。当初は似たような生地で見返しを追加して開きを作る予定でしたが、ワンピース自体が前身頃のセンターで2分割されたデザインであったため、見返しを追加せずに処理しました。またお客様がV字ラインをご希望という事も、見返しが不要であった理由でもあります。ですので、このワンピースのお直しで唯一ハサミを入れた箇所は、衿ぐりに使われていた細幅の見返しに一箇所一回のみです。
今回なぜこのように当初の予定から変更したかというと、3点理由が挙げられます。一つ目は切り込みを極力入れないようにすることができるならその方が良いという事。二つ目は元に戻せれる状態でお直しできるならその方が良いという事。三つ目は違う生地を使用しないで済むなら使用しない方が良いという事。特にお直しでは一つ目と二つ目が大事と考えていますので、「切り込みを一箇所一回で済ませ、後は縫い代で調整」という方法をとりました。

お直しというのは、それを購入した時点で好きもしくは納得した商品ですので、それより良い状態にしないとお客様のご要望に応じたことにならないと思っています。もちろんお客様の指示通りに仕上げます。でも実際仕上がるとイメージや要望と違うと感じられるケースが絶対に発生します。その時に対応できるように、特に一つ目のハサミは入れないで済むならそこはそうしたいですね。そしてそうすると、自然に二つ目の元の状態に戻すことも対応しやすくなりますし。
オーダーのシャツも手がけるシャツ職人のお直しの流儀です。お直しなどで何かお困りの方は一度神戸のシャツ屋さんへお尋ねくださーい。それでは今日も素敵な1日をー♪

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