こんにちは。今日も神戸でシャツを手がけるコトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。神戸は昨日からの雨の影響か、朝はスッキリしない天気となっています。一方、今週の神戸は週末までお天気が良いという予報も出ています。秋の神戸を散策するのにはピッタリの一週間になるかもしれませんよ〜。
今日ご紹介するシャツはパッチワークシャツです。前回ご紹介したパッチワークシャツとは別ジャンルになります。ちなみにこちらもお客様オーダーのシャツになります。
前回のパッチワークはパーツ内で生地を切り替えたデザインでしたが、今回のシャツはパーツ毎に切り替えたシャツになります。ほぼ全てのパーツで使う生地を切り替えているのですが、それぞれの生地も多色使いの生地が多く含まれています。そのためとてもカラフルでかつ個性あふれる一枚となっていますよねー。
いくつか特徴があるのですが、1点目は生地の両面使い。一部の生地でカットドビーと呼ばれる飛び出た糸が特徴の生地が使われています。実は飛び出た糸は生地の裏面なんです。ご存知の通り神戸コトノイロシャツのほとんどの生地は兵庫県内の播州織。そのため先染め織物になり、ドット柄を織る際にドビー機を使用すると裏面に糸が飛び出る構造になるんです。そんな特徴を気に入ってくださったお客様が、今回使用したカットドビー2種ともに両面使いをされたシャツになります。
2点目は縫製糸。今回のシャツはメインとなるカラーは緑といえば緑というレベル。特にメインカラーがなく、全体を縫うとなると好みによりけりというところもあり、最終的には身頃のボタンホール糸が白だと、パッチワークシャツの良さを引き立たせるという判断で白で縫製することになりました。それが良い効果を生み出し、箇所によりステッチが際立つシャツとなっています。女性のお客様ということもあり、チャーミングさがプラスされた事もなおgood♪
先週は縫製難の播州織で新作シャツを作っています。次回のブログはそんな難しい生地を使用する際のポイントを抑えたブログになる予定です!ミシンをされる方はお見逃しなくー。ではではよい一日を♪



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