灼熱の神戸から半袖シャツを

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こんにちは。7月最終日いかがお過ごしでしょうか?いつも神戸でシャツを手がけるコトノイロシャツのブログをご覧いただき、ありがとうございます。神戸も暑い日が続きますが昨日のニュースを見てびっくりしました。神戸から近い丹波市で41.2度の歴代最高気温を記録とのこと。山に囲まれた地形で涼しそうというイメージがあったのですが、その特殊な地形が逆に気温をあげたようですね。熱中症には湿度や条件・環境も多いに関係してくるとのことですので、十分に注意してこの夏を乗り切りましょう。

今日のシャツは前回ご紹介した白シャツの色違いヴァージョンです。生地は白シャツと同じ播州織です。特徴としては使っている2種の生地が同規格という点です。グレーと白糸の綾織先染め織物ですので、優しい雰囲気があります。雰囲気だけでなく綾織ですので肌触りも優しいです♪なぜ綾織が肌触りが良くなるかというと、糸の浮きが多くなるからなんです。
織物は経糸と緯糸があり、経糸と緯糸が一本ずつ交差していく平織りに対し、綾織は1−2本飛ばしに織っていきます。この飛ばしているということで、交差が少なく糸のみの質感となり平織りに比べると柔らかいという特徴となります。その他のメリットとしてはシワになりにくい点が挙げられ、外観的な特徴は斜めの綾柄が織柄として現れる点です。逆にデメリットとしては浮きが多い分、強度が平織りよりは劣るという点が挙げられます。
前回の白シャツは違う生地同士の組み合わせでしたが、今回は同規格生地です。そのため縮み率が似ており、なんと言っても無地部分の色が全く一緒という点がデザインの大きな特徴です。そしてこの播州織は若干の厚手となります。夏に厚い生地!?とびっくりするかもしれませんが、意外といいんです。薄い生地だと汗で体にすぐに張りついてしまうんです。でも多少の厚みはこれを防ぎ、身体とシャツの間に空気層を確保してくれて、体温低下に繋げてくれるんです。

メリットデメリットは人によって異なるかと思いますが、シャツ選びの際のポイントとしてご活用いただければと思います。そして明日からは8月。夏のご旅行がまだ決まっていないという方は、ぜひ神戸も候補の一つとしてご検討くださいね♪シャツ好きの方もそうでない方も、7月最後の夜を楽しみましょー!!!

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